セカンドライン 〜second line〜 リズムパターンにあらず。

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初めてセカンドラインと言うものを知った時、リズムパターンの事だと思った。

初めてセカンドラインという言葉を聞いたのは1990年頃だったかな。

まだインターネットがない頃。

色々教えてもらううちに何となくそう理解した。

たつつた つつたつ つつたんたん

これをセカンドラインと言うんだと。

その内、「いや、それだけじゃない、もっと色々なパターンがある」と教わり、
「そうなんだ、パターンは色々あるんだ」
と思った。

いずれにしろ、そう言うリズムパターンのひとつとして捉えていた。

でも、そう言う事ではなかった。

リズムパターンの話では無い。

ある時みたこのJohnny Vidacovich氏の動画を見て、

「なるほどそう言うことか!」

と感動した。

セカンドラインとは、ニューオリンズの独特のノリと言うか、独特のグルーブ感である。

リズムの一つにキッチリのイーブンな8ビートがある。

”ちちちちちちちち”

対象的なリズムに3連系のコテコテのシャッフルがある。

”ちっちちっち”




そのどちらでも無い微妙に跳ねたような、引きずるようなビート。


それが大きな揺らぎの中でウネっている。

そんな独特なノリである。



なんて素晴らしいノリだろうか。




彼の言葉で言うとWavyとか、Melodicと表現している。




リズムを聞いただけでそこはニューオリンズである。





ちなみにこのドラマーはJohnny Vidavovitch

ニューオリンズでジョンクレアリーを始め様々な人と共演しているドラマー。




唯一無二だ。


セカンドラインに語源についてはWikipedia にお任せする。

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