2019年6月22日(土)にドクター・ジョンのセカンドラインが行われた。
今回ばかりはリズムのセカンドラインではない。
ニューオリンズ式お葬式バレードのセカンドラインである。
元々は重々しい曲と共に墓地へ向かう最初の行列「ファーストライン」に対して、帰りの行列は賑やかに楽しげに帰ってくる。
この行列をさしてセカンドラインと言うのだそうだ。
奴隷時代からの風習で、悲しみに満ちた行きの行列に対して、帰りの行列はこの世の苦労から開放される喜びを表していると聞いた。
ドクターは黒人でもなく、ましてや奴隷の子孫でもない。
現代でこのセカンドラインがどのような意味をもつかは、日本人の私にはわからないが、黒人のミュージシャンたちが、自分たちの風習で白人の男のセレモニーを行うわけだから、少なくとも、人種を超えて愛された人なのだろう。
6/7にもセカンドラインが行われているようだ。
今回、22日に行われたセカンドラインの映像に、棺を乗せるシーンがあることから、亡くなった翌日のセカンドラインは近しい人たちで自然発生的にはじまったものだろうか。
ちなみに、スタート地点はThe Orpheum Theater on Roosevelt Way
Left on Canal Street
Right on Basin Street
ENDS at St. Louis Street
RIP Dr.John.
こちらはなくなった翌日のセカンドラインの様子がアップされている。
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