Didn’t he ramble セカンドラインの代表曲

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ディキシー回帰

近頃ディキシーの曲に俄然興味が湧いてきてあれこれ聴きあさり、弾き漁っている。

ドクター・ジョンのレパートリーといえは、プロフェッサー・ロングヘアやジェイムスブッカーなどのイメージのほうが強いが、クリス・バーバーとの共演などディキシーの曲も多く演奏している。

ディキシーの曲は聴いても弾いても楽しい。

コード進行は単純で似たような曲と言ってしまえばそれまでだけど、現代でも使われるドラマチックなコード使いの多くはここで既に使われている。

ファーストラインとセカンドライン

この写真は30年前、1992年にニューオリンズに訪れた時、バスの中から撮った一枚。

ニューオリンズのイメージと言えば、ブラスバンドの行列。

この写真の行列が何のパレードだったのかは知らないが、ニューオリンズで行われるブラスバンド率いるパレードの多くは葬式である。

ニューオリンズでは葬式の時、棺(ひつぎ)を担いで墓場までの往復をブラスバンドが演奏し、練り歩く。

墓場に向かう往きの行列(1st Line)では沈鬱な音楽を演奏しながら一歩一歩ゆっくりと行進する。

 

そして、埋葬後の帰りの行列(2nd Line)ではあかるく陽気な曲を演奏しながら賑やかに行進する。

「これであいつもこの世の苦しみから開放されたんだ」と。

Didn’t he ramble

このDidn’t  he rambleはそんな帰りの行列、いわゆるセカンドラインで演奏される代表曲のひとつ。

タイトルの頭に「Oh,」が付くものもあるが同じ曲だ。

「Ramble」とはいわゆる「ワル」の事を指すようだがどの程度のワルの事だろうか。

Rambleは他に「ぶらつく」とか「うろつく」と言った意味があるようだからさしづめ日本で言うゴロツキと言ったところか。

歌詞の内容はと言えば、

「あいつはゴロツキだった。」

「どうしようもない奴だった。」

てな感じの繰り返し。

葬式の帰りに死者の悪口を言いながら賑やかに帰ってくるわけだ。

親しい人が苦難の道からようやく解放された。

だからこそ言える愛情の裏返しかな。

※帰りのパレードが賑やかな曲とともに帰ってくると言うだけで、いつも悪口を言うわけでは無いですよ、念のため。(笑)

最初のリンクは1992年、ドクター・ジョンのBack to New Orleansに収録されている演奏。

このアルバムは何度も何度も聴いているのに、何故か今まであまり強い興味が湧かず、聞き流していた。

あらためて思う。

なんで今まで興味がわかなかったのか不思議だ。

 

一応定番のPreservation Hall Jazz Bandの演奏。

 

ドクター・ジョンのライブでの映像。絶妙な8ビートに仕立てている。

 

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