The Sheik of Araby – アラビアの酋長

未分類

「Amazing New Orleans Street Band」として投稿されているこの動画。

最近になって曲名がやっとわかった。

「The Sheik of Araby」邦題は「アラビアの酋長」

いやー、いいよねこの感じ。

途中、メンバーたちの合いの手が入る。

「Got no pants on!」

フルチン?

元々の歌詞はアラビアの酋長が、女のテントに夜這いする話で、この合いの手はおそらく後から入ったもの。

「今夜キミのテントにに忍び込むよ」

〜フルチンで〜

「夜空に星が輝いているぜ」

〜フルチンで〜

みたいな具合だ。

ほとんどルートコードとV7

この動画のキーはBb。

他のバンドの演奏もBbが多い。

オリジナルもこのキーの様だし、ブラスバンドでは定番のキー。

ざっと採譜して、肉付けを外していくと、骨組みのコード進行はやっぱり単純。

前半部分はほとんどBb(Ⅰ)とF7(Ⅴ7)

この前半部分のコード進行はこの手の曲の定番コード進行だ。

まぁF7のところは好みで全部Cm7-F7にしてもいいし、

そのままF7なら素朴な感じになる。

まぁここは好みなので程よくとしか言えないなー。

印象的な箇所がD7からG7のところ。Ⅲ7からⅥ7

ニューオリンズの曲はこのⅢ7が多い。

Basin Streetもそうだし、あのStag-o-Leeもそう。

興味のない人にはみんな同じ曲に聴こえるかもね(笑)

ゆっくり弾いても、リズミカルに弾いてもいい感じになる。

前半のBb6サウンド

メロディーのサウンドが全体的に6のサウンドになっている。

このBbで言えば「ソ」の音。

これが異国情緒感を出している。

ジプシージャズの様な感じ。

ジャンゴ・ラインハルトのギターと盟友ステファン・グラッペリのバイオリンのデュオが好演。

この6のサウンドと、後半のD7からG7の進行だけでこれだけ特徴的な曲が作れるもんなんだな〜

ウィキペディアにオリジナルの楽譜があるよ。

原曲のアタマには、アラビア調Verveが付いている。

これもまたお好みで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました