1918年12月19日はプロフェッサーロングヘア、通称フェスの101回目の誕生日。
生きていればだが。
去年、生誕100年を記念してDVDが発売されているがまだみていない。
Fess Up (with Piano Players Rarely Ever Play Together)
あらためて彼の事をwikipediaで読んでみると、思わず「へ〜」という事ばかり。
ビッグヒットを飛ばしてスター街道を突っ走って来たわけではなく、どちらかというと、「ローカルヒットを数曲出した地元の人気者」だったのだろう。
60年台の後半はすっかり過去の人となっていたようだ。
なかば引退同然。
その後、また復活したのは、おそらく時代が追いついてきたのか。
弟子のドクター・ジョンがあのDr.John’s Gumboで彼の曲を取り上げたことも大きい。
プロフェッサーロングヘアが生み出したサウンドが、ニューオリンズのローカル音楽が、ドクタージョンのアルバムに乗って世界に飛び出し、音楽ファンを虜にした。
1972年頃の話だ。
おそらくこの年の前と後ではニューオリンズ音楽を取り巻く環境は全く違う。
フェス54歳。
今の自分より4つも上だ。
晩年のアルバム、と言うか遺作となったCrawfish Fiesta聴くと全く古さを感じないのはアレンジのせいだけでは無い。
Dr.Johnがギターでサポートした記念すべき師弟共演アルバム、悲しいかなリリースされた時には既に彼は他界していた。
61歳はちょっと早すぎるよ。
動画説明欄によるとこのインタビューの二日後に心臓発作で帰らぬ人となる。
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