1/5、いや、日付が変わって6日にして、新年最初の投稿となりました。
すっかり投稿をさぼってしまったけど、何もしていなかったわけでは無い。
Swanee River Boogieを練習していた。
この左手がなかなか手ごわい。
正月も終わりに近づき、なんとなくモノにした気でいたが、何かが違う。
半分のスピードで、ドクターのスワニーリバーブギを聞いてみた。
ところで、Youtubeは再生速度を変えることができて、耳コピにはとても便利だ。
分かりづらいところを0.5倍速にすれば細かいところもよく分かる。
聞き潰したはずのドクターの動画を0.5倍速で聞いて気づいた。
左手のブギのリズムはイーブンじゃない!
微妙に跳ねている!
いままで完全にイーブンの8ビートとして練習していたが、ドクターの演奏をスローで聞くと、少しだけ跳ねている。
といって完全にシャッフルビートでもない。
↓この動画はゆっくり演奏しているので、跳ねていることがもっとわかりやすい。
微妙にはねると何が違うのか?
もっとはっきりと分かるぐらいに、思いっきり跳ねて演奏すると、いわゆるロックンロールピアノ風になる。
ファッツドミノ、ジェームスブッカーをはじめ、ニューオリンズのピアノ弾きの演奏で跳ねたブギウギはたくさんある。
どれも悪くないが好みではない。
逆に、完全にイーブンで弾くと雰囲気が出ない。
Johnny Vidacovichの話
以前にセカンドラインの話で紹介したJohnny Vidacovichの説明を思い出した。
この動画は手拍子と声で説明していてすごくわかりやすい。↓
ニューオリンズのセカンドラインのリズムが、イーブンでもシャッフルでもない、少しだけ引きずるようなビートであることを説明している。
ドクター・ジョンのピアノをコピーしていて、なにか違うと感じるのはこういうところなのだろうな、と一つ勉強になった。
やっぱり、ドクターはブギウギを弾く時も頭の中にセカンドラインが流れているのかな。
スロー再生していて、他にも色々と発見があった。
拍子のあたまから弾いていると思っていたフレーズが少しだけくっていたり。
ブギウギを演奏する人は是非お試しあれ。
コメント