あまりにもベタ過ぎてなんとなく避けていたが、やはり登場させないわけにも行かない。
多分この曲のことは今後も何度となくブログに書くことになると思う。
言わずと知れたProfessor Longhairの代表曲で、1953年に発表されたこの曲は、その後もドクター・ジョン、ジョン・クレアリーを始め多くのミュージシャンに演奏されている。
アルバム”New Orleans Piano“は1972年リリースだそうだ。
ニューオリンズの音楽を聞き始めた頃は、あまり好きでもなく、どちらかと言えば「変な曲」という印象だったが、今は大好きな曲だ。
怒涛のシンコペーションと3連、2拍3連がたまらなくかっこいい。
ブルースだけでは収まらない、いろいろなフレーバーがごった煮になっていて、いかにもニューオリンズだ。
ニューオリンズに古くからある同名のライブハウスから曲名を付けたのだとばかり思っていたが、その逆で、ライブハウスの名前はこの曲名からとったらしい。
私も、30年前にニューオリンズを訪れた際、市内を走るチンチン電車にのってこのライブハウスを訪れた。
電車の運転手が、突然、商店の前で車両をとめて、サンドイッチと飲み物を買って帰ってきた事に驚いた事を今でも覚えている。
Youtubeをザッピングしていたら面白い演奏を見つけた。
インプロビゼーション部分は完全にアウトしていてかっこいい。
どう料理してもいい曲は良い。
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